根管治療ってどんな治療？
虫歯は進行の程度がありエナメル質でとどまる初期から、象牙質まで達した中等度、
神経に到達した重度まで分けられます。
象牙質まで達していても、神経に達していなければ神経を残せる可能性があります。
しかし
今回の症例のようにさらに内側の歯髄（神経）まで虫歯が達し、
そこから骨の中にまでバイ菌が侵入して膿んでしまった場合は、最も重症な状態といえます。
このようなケースでも「根管治療（こんかんちりょう）」を行うことで歯を残すことができ
数回に分けて骨の中までバイ菌を消毒していきます。
通院回数は5～6回程度で歯の完成までには1ヶ月半～2ヶ月ほどかかります。
重度の虫歯でも抜かずに治療できる場合がありますので
気になる症状がある方は、早めにご相談ください。